2024-2025年度
上尾ロータリークラブ会長
門崎 由幸
変化が未来を創る -変える勇気、変わる覚悟の挑戦-
世界は今、歴史の転換点にあります。法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序は、今なお続くロシアのウクライナ侵略により、重大な挑戦にさらされています。また、「グローバル・サウス」と呼ばれる途上国・新興国の存在感が高まっており、国際社会の多様化が進む一方で、国境や価値観を超えて対応すべき課題は山積となっております。
このように取り巻く環境や課題に、ロータリークラブは時代の変化に対し変える勇気と変わる覚悟が必要であり、そこからロータリーの物語を創造しなければならないと考えます。
2024-25年度ステファニーA.アーチックRI会長は、RIテーマとして「ロータリーマジック」(The Magic of Rotary)を発表され、岡村ガバナーは、地区運営方針として「未来を見据えて変化しよう-多様性を力に-」を掲げられました。
これらの方針の下、上尾ロータリークラブが「何を目指し、どこに向かっているのか」を明確にし、変化を創り出す事により社会の発展に寄与することができると考えます。
「現状維持は衰退する」これは福澤諭吉の名言であります。現状維持が悪いことではなく、今まで諸先輩方が築き上げてきて頂いた上尾ロータリークラブの歴史と伝統を礎として、そこに変化を加えることにより新たな成果が生み出せると考えております。
老・荘・青が一丸となって活動できるよう、継続と変化のバランスを取りクラブの活性化を目指してまいります。
【クラブビジョン】
・地域社会および国際社会が抱える課題を見極め、
解決の一助となるような奉仕活動を展開する。
・老・壮・青が融合した活気あるクラブを目指す。
【中期戦略計画】
上尾ロータリークラブとその会員は、栄えある歴史と伝統を堅持しながら、さらなる奉仕の理念の追求と会員個人の資質向上に努め、これを実行していく。
そのために以下の中期戦略計画を立てる。
①会員の拡充
②インターアクト活動の強化
③ローターアクトクラブの設立への模索
④会員相互間のビジネス面での積極的協力体制の構築
【計画および実施方法】
1.会員親睦の促進(例会企画、委員会運営、会員研修)
2.会員の維持及び退会防止
3.財団・米山寄付の100%達成
4.奉仕活動の実践(クラブ・職業・社会・国際・青少年)
5.姉妹クラブ=台南東北RCとの交流
6.第2770地区および第5グループの運営支援・協力
ロータリークラブは1905年2月、シカゴの地で青年弁護士ポール・ハリスと友人3名のもと誕生しました。
以来100年を超え、志を同じくするクラブが各国に生まれ、今では200以上の国と地域にクラブ数33,855、会員数122万人を超える
実業人や専門職業人が集まり、職業倫理を重んじ、世界各地で幅広い奉仕活動を行っております。
ロータリーの奉仕活動はクラブ奉仕、社会奉仕、国際奉仕、職業奉仕、青少年奉仕の五大奉仕部門に分類されます。
上尾ロータリークラブでは社会奉仕活動の一環として献血活動や障害者作品展示即売会を毎年開催しております。
また、国際奉仕及び青少年奉仕として交換留学生の派遣・受入や奨学金制度を活用した奨学生の派遣・受入を行っております。
上尾ロータリークラブの例会は毎週木曜日午後12時半から1時半まで、上尾駅東口、上尾東武ホテル 3階 コミュニティホールにて開催しております。
例会内ではクラブの活動報告や連絡事項の伝達。そして「卓話」という会員や有識者による講演を行います。
日本のロータリーの創立者の一人、米山梅吉氏は「ロータリーの例会は人生の道場である」と申しており、
会員の自己研鑚及び交流親睦の場となっております。